blog 【就労移行支援2回目の利用(再利用)】3年以上も可能!延長申請や期間リセット・再利用条件
2023.10.27
就労移行支援は2回目の利用(再利用)ができるのか?
「就労移行支援は1回利用したらそれっきり‥」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は再利用が可能です!
就労移行支援のサービスが提供されることが決まってから2年間を標準利用期間と言います。この標準利用期間の2年間なら、再度サービスを受けることができます。この期間内は中断したり再開したりと繰り返しても問題ありませんので、ご本人のペースでサービスを受けていただくことができます。
- 標準利用期間(サービス支給が決まってから2年間)は複数回の利用が可能
- 特別な申請手続きは不要(最初に就労移行支援を利用したときと同じ手続きでOK)
- 利用期間は1回目と加算されることが多い(例えば1回目で1年利用していたら、2回目はあと1年利用できる)
- 一生に一度しか利用できない自治体もあるので注意
利用期間がリセットされる場合もあります!
通常は1回目の利用から通算となりますが、自治体によっては期間がリセットされる場合があります。特に決まった基準は無く自治体の判断によりますので、やむを得ない事情がある場合は相談してみると良いかもしれません。
標準利用期間の期限が切れたら利用できないのか?
基本的には2年間を過ぎてしまうと再度利用することはできなくなってしまいます。しかし期限が切れる前に「利用期間の延長」を申請することができますので、いったん中断する時も延長申請ができることは頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。
期限の延長には審査が必要です。審査に落ちてしまったり、申請が間に合わなかった場合は就労継続支援事業所のような選択肢もあります。
就労移行支援が期限切れした後の選択肢
- 就労継続支援A型
- 就労継続支援B型
- ハロートレーニング(公共職業訓練)
- 地域障害者職業センター
- 障害者就業・生活支援センター
就労移行支援A型、B型ともに提携している施設が当グループにはございますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
どれくらい延長できるのか?
1回の延長申請で追加できる期間は、最長で1年です。なので数か月の延長しか認められない、というケースも出てきます。
「どうせ延長できるからダラダラできそう~」のように安易に思わない方が良いですね。
延長できる人の特徴
- 新型コロナの影響で就職活動が困難だった
- 採用が内定している
- 職場実習中である
- 職場実習の予定がある
「上記に当てはまらないけど、こんな場合も延長できるの?」と思われている方は、ダメ元でも自治体に相談してみましょう。どこに連絡していいか分からないければ、どうぞ私たちにご連絡くださいね!